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不動産管理トラブル

二回の不動産賃貸でのトラブル体験記

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不動産管理57

不動産管理57

私には、二回の不動産トラブルの体験があります。

1件目は、近隣とのトラブル。 2件目は、管理会社とのトラブルです。

まずは1件目のお話しです。

主人とマンションに暮らししていた時の話です。

私たちは3階建て、5世帯の造りのこじんまりとしたマンションの一室に住んでおりました。

入居後1年ほどしてから、ここを契約する際にお世話になった不動産管理会社のご主人(副社長)の一家が引っ越してきました。

(この不動産管理会社は、3、4人ほどのスタッフの親族経営でした)

 

家族構成は、ご主人、奥様と二人の息子さん(当時、中学生と高校生)です。

ご主人も奥様も気さくな印象で、街中で会えば挨拶をする程度だったのですが、次第にトラブルが発生し始めます。

私は人見知りで、あまりお互いの素性や性格を知らない人と、初めから距離を縮める事が苦手なのですが、この奥様は突然「これ作ったから食べて」とものすごい量のおかずをおすそ分けしてくれたり、「有名なメンチカツいっぱい買ったから食べて」と、かなりの頻度で訪問するようになりました。

とてもありがたいお話ですが、もらってばかりでは申し訳ないと、お菓子を買いに行ってお返ししたり、いつも何かお返しできるものばかり考える生活になってしまい、苦痛になりました。

 

問題は続きます。

息子さんは二人とも有名な私立の学校に通っていました。

この息子さんは、二人とも会っても挨拶もなく、目があっても知らんぷり。

そんなある日の夕方、主人(英語が母国語の外国人)の帰宅を見計らったかのように、奥さんがやってきました。

なんと、息子さんの英語の宿題を持って。

 

そして、見るだけで頭が痛くなるような英語のプリントを見せられ、「この( )の中を穴埋めしなければならないんだけど、何の単語が入るかわかる?」と、聞いてくるのです。

日常会話には困らない英語は話せますが、学生時代に習う文法なんて得意じゃないし、むしろ苦手です。しかも、進学校の英語の宿題なんてなおさらのこと。

 

私は「◯◯ですかね?」と自信のない返事をするも、それでは満足せず引きあげそうにない奥さんを玄関に待たせ、リビングでくつろいでいる主人に聞いてみましたが、実際に英語が母国語の人は、そんな勉強方法をしたことがあるわけでもなく、答えは「わからん」。

夫婦二人してわからないという恥ずかしい結論に至り、「お力になれず申し訳ありません」と赤っ恥をかきました。

 

この宿題事件は一度だけでなく、この後も懲りずに?何度か繰り返されます。

さらには、息子さんが行ったホームステイ先のご家族にお礼の手紙を送りたいので、この手紙を英語に訳してほしいとも。

 

「私も、そんなに暇ではないんですけど」とも言えず、渋々引き受けてしまう自分に落ち込むことも。

 

その後も、「温泉施設のただ券があるから一緒に行かないか?」などと誘われるも、人見知りの私がいやいや裸の付き合いをするはずもなく、もう断るのに必死でした。

 

次第に、家のインターホンがなるたびにドキッとし、カメラ付きではなかったので、訪問者の顔も事前に確認できず。

訪問者はその奥様だけと限らないので、居留守を使うわけにもいかず、非常に苦痛の日々でした。

 

奥様は悪い人でも、悪気があっての行動でないことも十分に承知しているので、私の心がもう少し広く、自然に受け入れられるような性格であったら、こんなに苦痛に感じることもなかったんでしょうが、と、ちょっと反省している面もあります。

あまり管理会社さんが関係ないですねw

 

2件目のお話しです。

その後のお話ですが、マンションの契約満期の3年を待ち、引越しすることにしたのですが、前から気になっていた良い物件に惹かれ、同じ不動産管理会社で新しいマンションを借りる事にしました。

 

1件目の話しで出てきた場所の近所です。引っ越して少しだけ距離が離れたおかげで、奥様とのそれまでのような問題はなくなったのですが。。。

それからまたさらに3年後、またまたトラブルにあい、この2件目のマンションを退去する際に。。。。

ようやく落ち着けるかと思った矢先にまさかの信じられないトラブルが起きました・・・。

絶対に私たちのせいではないと言う水漏れに伴う、床一面の修復代を請求されたのです。

理由も原因も私たちにはまったく身に覚えのない状況なのですが・・・。

蛇口の閉め忘れでもなく、おそらく配管の詰まりなどによる逆流かと思います。

入居したてなので、責任は、不動産管理会社にあると思うのですが・・・。

この不動産管理会社とは、喧嘩別れするような終わり方となってしまいました。

 

今までずっと温厚だった担当者の方も、別人のように豹変し、なんだか今までなんだんだったんだろうな、とモヤモヤしながら街をさった事を思い出します。

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