広島県内で引っ越しをした時、不動産管理会社さんとトラブルになってしまいました。
引っ越したのはオール電化の分譲賃貸、内装はリフォーム済みでとても綺麗で立地も良く、一目で気に入り契約をしたのですが、入居後にいくつか問題が起きてしまいました。
まず給湯のトラブルです。
入居した物件のシャワーの水圧が非常に弱く、また突然熱湯になったり冷水になったりということがあったので、「給湯器が故障しているのでは?」と思いその旨を不動産管理会社さんに伝えたのですが、「電気温水器ですからね~そういうものですよ。」とへらへら言われ、この時点で「ん?」と対応に疑問を感じ始めました。
そしてエアコンのトラブルです。
その物件にはリビングに1台備え付けのエアコンがありましたが、寝室には付いていなかったため、内見時に不動産管理会社さんに「ここは2台目のエアコンンを付けられるんですよね?」と確認をしました。
そのマンションはエアコンの室外機をバルコニーに出すのが禁止されていて、壁の中に配管を通して玄関側のパイプスペースに室外機を置くというルールでした。
物件を見た際に素人では壁の中に配管が通っているのかはわからず、他の部屋の方のパイプスペースをチラッと覗かせてもらうと、どの部屋も室外機が1台分しか置いてなかったので、本当に2台目が設置できるのか気になり質問したのです。
不動産管理会社さんの回答は「取り付けられます。」とのことだったので、契約をしました。
ところが、引っ越し当日エアコンの取付業者さんから「この部屋は配管が通ってないのでエアコンはつけられません。」と言われてしまい、私たちは大パニック。
慌てて不動産管理会社さんに電話すると「取付できるはずですよ。確認して折り返します。」と言われ、待つこと半日・・・。
折り返しがないのでこちらから電話すると、「今年度の営業は終了しました。」とのアナウンスが流れました。
ホームページで確認すると、ちょうどその日の午後から年末休みに入ってしまっていたのです。
この時点で「なんだこの不動産会社は・・・。」と感じたのですが、仕方なく年明けを待つことにしました。
年が明け、不動産管理会社さんから電話がかかってきました。「マンションの管理人さんに聞いたんですが、10万円ぐらいで配管を通す工事ができるそうです。」と。
「10万円!?私たち取付できるか契約前に聞きましたよね?そういう大きい金額がかかる時は契約前に言うのが筋なんじゃないんですか?しかも管理人さんに聞いたってなんですか?そもそもオーナーさんは工事を許可してくれるんですか?」とキツめに問い詰めたところ、「オーナーさんに確認します・・・。」とのことで電話が終わりました。
この後も何度か電話でやり取りしたのですが、結局、新たにエアコンを付けるには数十万単位のお金と1か月ほどかかる大規模な工事が必要と判明し、しかもオーナーさんから大規模な工事の許可は得られないということが判明しました。
「オーナーさんが頑固な人で許してくれなくて・・・。」と不動産管理会社さんは言っていましたが、私たちはオーナーさんではなく、契約前に確認をちゃんとしてくれなかった不動産管理会社さんに腹が立っていました。
今後も入居中に何かトラブルが起きたら、またこの不動産管理会社さんとやり取りしなくてはならないのか・・・と思うと嫌になり、入居して2か月しか経っていませんでしたが、再び引っ越しすることにしました。
不動産管理会社さんには、「寝室にエアコンが付けれないのなら、そもそも契約をしていなかった。
付けられないと判明してからも対応に誠実さが感じられず、信用ができないので引越しをする。
本来なら引っ越し代もそちらに払っていただきたいぐらいだが、それは勉強代と思って諦めるので、敷金礼金仲介手数料等は全額返金していただきたい。」と伝え、全額返金していただきました。返金は特に揉めることもなく、すんなりしていただけたのが不幸中の幸いでした。
この不動産管理会社さんは、小さい会社ですが地元では昔から続いている会社で、物件も専任媒介で扱っていたため、信頼できるだろうと思っていたのですが、このような結果になってしまいとても残念でした。
これを教訓に、その後の引越しは全て全国的にCMをしているような、大手の不動産会社を通してするようにしていたのですが、そこでもまたまた問題発生。。。、
人を見て選ぶしかないですよね。