1.エアコンの調子が悪いのに何もしてもらえない
以前住んでいた賃貸マンションで、エアコンの調子が悪くなったことがあります。
冬に差し掛かるのに、なかなか温度が上がらなくなり、不動産管理会社に連絡をして、業者を呼んでもらいました。
しかし実際に現れた人たちは、どう見ても業者でといった感じではなく、トラブルがあると言っているにもかかわらず、リモコンを操作して、温風が出るから問題ないと言って帰って行きました。
何か騙されたような気がして、再度不動産管理会社に連絡をして、その旨を伝えたにもかかわらず、向こうも何か煮え切らないような態度であったこと、そしてストーブがあったことなどから、その年の冬は何とかそれで乗り切りました。
結局エアコンの根本的な解決はなされないまま、翌年の春を迎えることになりました。
2.やはり効かないので再び不動産管理会社に連絡
春が過ぎて初夏になると、今度は冷房を入れることになります。
しかし冷房の具合も悪く、なかなか冷えません。
これはやはりエアコン自体に問題があると思い、もう一度不動産管理会社に素連絡しました。
ついでに、その前の冬もエアコンの調子が悪く、連絡をしたけれど業者らしからぬ人たちが来て、問題解決にならなかったことを伝えておきました。
その時電話に出た人は、その前に出た人よりもはきはきした口調で、ならば業者をよこしますが、まず見積もりを取ってからになりますということでした。
見積りがどのくらいになるのかわかりませんが、あまりその当時収入がなかった私は、ちょっと戸惑いました。
3.結局電気屋さんに来てもらう
するとその人は、ならば自分で新品を購入するか、修理してもらった方が安いかもしれませんよと言いました。
その頃、何かあるたびに来てもらっていた電気屋さんがいたので、結局その人に頼むことにしました。
その電気屋さんに連絡したところ、すぐ来てもらうことができ、エアコンを点検してもらった結果、ガス漏れが原因であるとわかりました。
料金としては2万円ほどだったので、その後もう一度来てもらい、ガスを入れてもらうことになりました。
おかげでエアコンが元通りに動くようになり、部屋もきちんと冷えるようになって、結局電気屋さんに頼むのがベストだったようです。
4.なぜチェックもせずに戻ったのか
その後不動産管理会社に、このトラブルの件で再度連絡しました。
それはよかったですねといわれたのですが、なぜ最初のトラブルの時に、業者らしからぬ人が来てしまったのかが疑問でした。
するとその人は、恐らくその部屋のエアコンが、その部屋のオーナーさんが付けた物と考えていたのではないかと言ってくれました。
私のエアコンは、以前住んでいたところで取り付けた物を、そのまま持って来ていたので、その業者も勝手がわからなかったこと、あるいは、実際の技術者でなく、まずそこの社員が見に行き、温風が出たため故障していないと思い込み、そのまま帰ってしまったのではないかという結論になりました。
5.この時のことが後で功を奏する
ただ今後、そのようではこちらも困るので、まず様子を見に来た時点で、どうするべきかをきちんと伝えてほしいこと、おかしいと思われる部分をチェックもせずに戻るのは、問題だということを伝えておきました。
その人は、以後気をつけますと言って電話を切りましたが、これがその後功を奏することになったようです。
それから5年ほど経って、エアコンが故障した時に、オーナーの方が全部自腹で付け替えてくれたのです。
その時も冬で、寒いでしょうから早く付け替えますねと言って、早めに店舗から担当の人が来て、30分ほどで付け替えてもらうことができました。
あの時、不動産管理会社に伝えたことが、思いもかけず役に立ったのかもしれないと思いました。