私が体験した不動産管理会社とのトラブルは、入居前に起こりました。
地方からの上京予定だった私には、賃貸物件が載っているサイトしか頼りにすることができず、片っ端から条件検索を絞っては物件選びに没頭していました。
その条件の一つとして、追い炊き機能ありを選択していた私は、とある1つの賃貸物件(現在のすまい)がヒットしました。
その他の条件もそこそこ満たされていたので、まずは仲介の不動産屋さんに連絡をし、遠方である旨を伝えると、わざわざその物件に行って写真を撮り、メールで送ってくださいました
。
不動産屋さんはとても対応がよく、ことはトントンと進んだのですが、送られてきた写真を見る限り、追い炊き機能のスイッチが見当たらず、少しひっかかったので、不動産屋さんに聞いてみると、不動産管理会社の方へ確認してみますとのこと。
不動産管理会社からの回答は、大丈夫です。あります。とのことでした。
そして、契約も済み、こちらは引越しの手配もし、敷金等もすべて振り込んだあとで、不動産屋さんから電話があり、不動産管理会社から再度連絡が入り、追い炊き機能はやっぱりついていませんでした。
すいません。と連絡がありまして‥と申し訳なさそうにおっしゃる不動産屋さん。
とりあえず誰にだって間違いはあるけど、わざわざ念のための確認を入れたにもかかわらず、誤った回答をされ、挙げ句の果てには間違っていたということを不動産管理会社からではなく、不動産屋さんに伝えさせたという何とも許しがたい対応に、不動産屋さんに、不動産管理会社から直接連絡してくるように伝えました。
そして謝罪の電話の対応もありえなかったんです。
いかにも営業マンって感じの男性社員から、軽い口調で、いやいや~この度はすいませんでした~。掲載写真が違う部屋だったり、間違ってるケースってよくあるんですよ~って、正直謝る態度がそれかい!って感じでしたが、こいつに言っても無駄だと悟ったので、こちらも冷静に、このまま嘘の契約を受け入れるわけにはいきませんので、何か代わりになるものをご提示願えますか?と言ったところ、では、1ヶ月目の家賃10万円をフリーレントでなしにしますよ。
と言われ、正直ラッキーと思いながらも、主人の同意を得るために、では改めてその条件を飲むかどうか連絡させていただきます。と電話を切り、主人の帰りを待っていました。
そして、またもやトラブル発生です。
主人の帰る前に不動産管理会社の例のヤツから再び電話。何か嫌な予感‥。
そして予感的中。
『さっき、フリーレントって言ったんですけど、大家さんがそれは勘弁してくれって言われてて~すいません。』
もう、本当だったらこんな無責任な不動産管理会社なんかと付き合いたくなかったし、契約解除も多分できたんだと思うけど、引越し業者の手配も済んでいたし、今更別の物件を探す気力すらもう残っていませんでした。
この不動産管理会社の担当者はまさかの大家さんに確認もなく、勝手な判断でフリーレントを申し出ていたわけです。
ホントもうどこまでもひどい不動産管理会社であるという印象しか受けませんでした。
大家さんからの提示が独立洗面台を新品に変えさせてくださいとのことで、大家さんには何の落ち度もないと思うので、渋々ではありましたが、その条件で今回の賃貸契約でのトラブルをすべて水に流すことにしました。
あとで知ったのですが、この不動産管理会社をネットで調べると、悪評がたくさん。それも物件を管理してもらっている大家さんからの悪評が多いこと多いこと。貸主さんも、不動産管理会社選びってすごく大切なんだなぁとつくづく思いました。
いつか退去する時にまた何か問題が起きないかヒヤヒヤです。
引越しは10回目ですが、初めてストレスの溜まる引越しになりました。