私が住んでいたマンションは世田谷区で有名な駅で若者たちが集まる有名な駅でした。
駅徒歩5分で近くにはライブハウスや劇場が立ち並んでいるところでした。
当時の私の仕事は通信会社での事務でしたので、通所のOLの生活を行っていました。
独身でもあり間取りは1Rの平米数は22平米でした。
お風呂とトイレが一体型のユニットバスでした。
賃料は相場より少し割高の8万6千円となっておりました。
不動産管理会社との契約では2年更新の手数料1か月分でした。
トラブルになったは2年更新を迎える前の1年前からでした。
住みだして1年たったくらいです。
私は同じマンションをネットで検索すると、まったく同じ回数で同じ平米数の物件が8万1千円となっていました。1年間で5千円ほどの驚くほど値下がりしていたのです。(約5%の値下がり)
私はびっくりして急いで、不動産管理会社に連絡をとりました。
電話はすぐにつながったのですが、対応はひどいものでした。
担当者は「2年間の契約なので、5千円を値下げすることはできない。」
それでも同じ物件で値段が下がっているのでどうにか下げてほしいとお願いをしましたが、
「だったら、その募集している物件に転居してください」
とのことでした。敷金礼金はどうなりましか?と質問したら
「敷金1か月、礼金1か月、仲介手数料1か月、約24万円はお客様の負担になりますね」
と答えました。
それは現実的ではありません。5000円を値引くために24万円の負担は非常識です。
リターンを得るには48か月暮らす必要があります。約4年後にようやく値下がりしたとなります。
結婚を考えていた時期なので、4年後も、このマンションで暮らすことも見込みはありませんでした。
非現実的な提案をしてきた不動産管理会社の回答に唖然としました。
こちらから
「契約ということであれば、1年後の更新の際に値下げをお願いします。」
というと「それは可能です」と回答をいただきました。その言葉を確認して、電話を切らせていただきました。
その後、すぐに大家が変更になる通知文が届きました。私は特に気にせずにいました。
そして1年後に更新のお知らせが届きました。私は不動産管理会社に再度電話をして、値下げ交渉をお願いしました。私は1年前に「担当者」がおっしゃった通りに8万1千円にしてくださいとお願いをしました。
すると今回の担当者は「そんな約束はしていない。以前とは違い大家が変更になったので、その約束は無効になります」とのことでした。
結局私の部屋の家賃は8万6千円のまま更新となりました。
担当者の印象はやはり一般の会社員とは違います。どこか上から目線で物事を言います。
顧客のほうが不動産を借りているので、顧客が言いなりにならなければいけない状況であます。
不動産管理会社は顧客の足元をみていると思いました。
また問い合わせの電話はたらいまわしであり、「担当者」という言葉は名ばかりで、いつも電話をしても担当者は変わっていました。
トラブルの原因は二つあるかと思います。
一つ目は家賃値下げ交渉の電話の際に録音しておらず、記録となるエビデンスを取得していなかった点。書面に残しておけば非常に有効なエビデンスになったかもしれません。
そして二つ目が大家が変更になったときに、家賃の値下げ交渉を確認することだったと思います。
この2点がトラブルの原因かと思います。WEBサイトで何度も「値下げ交渉」と調べたのですが録音を取るとはどこにもアドバイスがありませんでした。
値下げ交渉では「近場の家賃と比べて、大家と交渉」が多くのサイトで見かけましたが、不動産管理会社と録音とはどこにもありませんでした。
問題は自分の詰めの甘さにもあるかと思いました。
今後不動産を借りる際も、買う際も交渉の際は録音をすることを学びました。口約束では何もことが進まないと感じました。
また横柄な態度は不動産管理会社特有なものなのでその態度にひるまずに対応することが肝心であることもわかりました。