都内から埼玉県に引っ越しをした際のトラブルです。
当時の住まいは東京都某市。都内で働いていたので、埼玉での新居の候補はネットで検索していました。
単身での引っ越しです。
職場の最寄りまで電車で直通で通える、ちょうどいい物件が見つかったので、その物件の不動産管理会社に電話連絡して後日物件の内見に伺いました。
勤務先からも当時の自宅からも、その不動産管理会社のある駅まで電車で往復1000円以上かかってしまうので、なるべく行き来する回数を少なくしたいな…と思い、場所も下調べをして、即決するつもりで行きました。
不動産管理会社に到着すると、まず目に入ったのは店内の乱雑さ…そして若い(恐らく大学生のアルバイトなのでしょうが)女性が数名。
奥に年配の男性。
予約をしていたので名前を言うと、誰も把握していない様子でした。
すぐに内見に向かいましたが、同伴したのはそのアルバイトらしき若い女性の一人。
私服で、サンダルです。
頑張って話しかけてくれるのですが、こちらもなんとなく不安しか湧かない…。
物件に到着し中に入りますが、雨戸を開けたり、ブレーカーをあげたり、中を案内するような様子が一向にありません。
確かスリッパも用意されなかったような気がします。
こちらから、「窓は開けられないですか?」と聞いてみると、「あ、開けた方がいいですか?」の一言。
何のために内見に来たと思ってるのだ…と思いながら「日当たりを確認したいので」と言うと、少しめんどくさそうに開けてくれました。
ここまでで、今まで何度か引っ越しをしてきた中で初めての対応だったので、不安といら立ちを覚えましたが、新人なのかな、となんとか我慢。
物件自体はとても気に入ったので、不動産管理会社に戻り契約に。
契約も同伴した子よりは慣れているおそらく先輩アルバイト(名刺をいただけないのも初めて)でしたが、マニュアル通りになんとか進めていく印象。
必要事項等記入し、審査が通ったらすぐに連絡をいただけるとの事で、その日はそれで終了。
しかし後日、支払った金額が多すぎたのと、必要な書類へのサインが足りない…との連絡を受け、また来てくださいとのこと。
なおかつ社長さんが対応しなければならないそうで。。
当時仕事が連勤でなかなか都合が合わないのを、指定された範囲内でなんとか調整し、「○日○時、仕事のあとになってしまうのですが」と日時を提案すると。。。
電話口でその社長さんに「その日はちょっと予定があって無理なんですよね」と、一蹴されました。
そちらの不備でこうなってるのに、と思いながら、結局社長さんの指定する日時の営業終了後にこちらが合わせて行くことに。
行ったら行ったで、待っていたのは内見の時店の奥にいた年配の男性。
「いやあ待ちましたよ。この後飲みがありましてね」とか何とか…なんせおじいさんで何をしゃべっているか分からないので、入店時から会話をケータイで念のため録音。
名刺をいただきましたが、なんと名刺をコピーしたペラペラの紙。
必要書類にサインしている最中は無駄話ばかりされ、店舗で控えなければいけない書類までこちらに渡してくる始末。
他に従業員の方もいないため、不安と苛立ちで泣きそうになりました。
物件自体はほとんどトラブルもなく2年間入居し、居心地も良かったのですが、不動産管理会社との最初のやり取りを思うと更新することは全く考えられませんでした。
退去時も、規定通り退去希望日の1カ月前に連絡しましたが、対応したのがやはり若い女の子で全く要領を分かっていない様子。
曖昧この上ない対応でした。
退去日に立ち会いをしていただくことになりましたが、「立ち会う者の予定を確認してお電話します」と言ったきり、退室申請の書類のやりとりがあったのみで、予定に関しては何も連絡がなく、退室日も確定したので、てっきりその日に立ち会ってもらえるものと思い込んでいました。
引っ越しも終わり、退室日前日に掃除に行き、本当に明日で大丈夫なのかと思い、不動産管理会社に電話したところ、「あ!担当に確認しますね」と…。
え?と思っていると、社長に替わり「明日は予定があって無理なんですよ。今日行くので鍵もらえますか」と。
こちらの都合は全く関係ないその言葉に本当に頭に来ました。
私自身埼玉県外に引っ越したので、今そっちにいたら鍵を渡しに来いって言うことなのか…とにかく流石に堪忍袋の緒が切れ、電話口で声を荒らげてしまいました。
結局その日に社長が来ましたが、へらへらと「さーせん、さーせん」と謝るだけ。
室内のチェック時はドアや窓をバタンバタンと乱暴に開け閉めされ、不快極まりなかったです。
終わりよければ、最初の対応も忘れようと思っていましたが、最後までこのような対応をされ、仲介料を全額返してもらいたい気持ちになりました。
後にも先にもこんな問題のある不動産管理会社はここだけだったので、非常に不快でした。