結婚目前の状態で、同棲を開始した時の話です。
2人で一緒に住まいとなるマンションを捜し歩き、そして最終的に決めたマンションを契約するために不動産管理会社へ赴きました。
手続きを終え、引越しの日にちを決めて、その日は問題なく終えました。
確か引っ越しの前段階では不動産管理会社の担当者の方が立ち会って、マンションの部屋の確認にも向かいました。
その際に、気になる傷、不具合の確認をして詳細を書面に起し、提出をした事を覚えています。
当時妊婦だったため、ほぼ自宅におり、かと言ってそんなに身動きが取れる状態でもなく、また賃貸と言う事は重々承知だったため、かなり気を付けて傷をつけないように生活をしていたのですが、入居すぐに1か所、報告していなかった傷を見つけたので、不動産管理会社へ連絡をしました。
その際に対応をしてくださった方は非常に感じのいい方で、
「担当者ではないので、担当に伝えておきます」とメッセージを受け取ってくださいました。
後日、担当者自ら連絡をいただき、そこでの対応がのちのトラブルに繋がっていきました。
私自身、物事はハッキリ話すので、
「こんな小さな傷は報告する必要があるのかも分からないけれど、最終的に問題になったら嫌なので連絡しておきます」と伝えたところ、
「かしこまりました」と、追記してくださったようでしたが、イチイチ嫌味を入れてくるのです。
「こちらも小さな小さな傷くらいでいちいち連絡されても困る」ような事を言われたのを覚えています。
また
「でも後に傷を新たに作られて”これも前からあった傷だから”と言われるのも問題になるので、やめてください」のような言葉を言われたのでつい私も、
「どういう意味ですか?クレームをつけてくるのを止めろ、と言う意味なのですか?」と半分むっとしながら返したところ、
「そういった態度がクレーマーのようだ」と言われて相当怒り心頭になったことがありました。
その後お風呂場にもトラブルがあったので再度連絡をしなければならなかったのですが、どうしても我が家の担当者は嫌だったので、
「すみません、少し前にこのような非常に不愉快な言葉を何度も吐かれて大変不快だったので、担当者を替えていただけませんか?」と、電話に出た方に相談してしまいました。
幸い、電話口に出てくださったのがリーダーのような方だったため、今までの問題を全てお話し、トラブルと判断して担当を替えてくださいました。
後にそのマンションから引越しをするときに、担当に新たになった方から聞いた話では、全担当者は対応が非常によくなく、私以外にもクレームが来ていたようでした。
問題が多い担当者だったそうなので、実際には現場からは遠ざけられたようで、担当者のポジションからは外された、とのことではありました。
しかし実際に、あそこまで対応がよくなく、複数の顧客とのトラブルを抱えた問題児を雇い続けるのもまた問題だったのではないか、と今更ながら思います。
私はあいにく、言い返す事をするタイプなので、何かおかしいと思えばただすように促しますが、それが出来ない方もきっと多いかと思います。
謂れのない事を言い続けられ、不愉快な思いをしたお客さんはきっと相当数いたのではないでしょうか。
マンション賃貸でも、高いお金を毎月支払っているのです。
無駄な買い物をした、と思うような部屋探しや生活はしたくはありません。
お客を相手にするお仕事をされている方は、お客様へ対しての口の利き方、態度、話し方を相当事前に勉強しておく必要があるのではないかと思ってしまいました。
一握りの態度の悪い社会人のお陰で、全員がそう言われるような事は非常に可愛そうではありますが、本当にそう思いました。