1.アメリカのサンフランシスコ近く
2.それは、今からだいぶ前の話です。そこでは不動産管理会社というものでは、ないので、個人のオーナーさんと直接やりとりする形で賃貸契約しました。
そのオーナーさんがだいぶご高齢の方で、話が上手くかみ合っていないようでした。
一番驚いた事は、電球が直ぐに壊れてしまった事でした。
夜中に急につかなくなってしまい、かなり古い電球を入れられていたのだと絶句してしまいました。
鍵なども、随分と簡単なものだったように思います。
もしも今の日本でそのような鍵を使った場合は、直ぐに空き巣にやられてしまいそうなものを使っていました。
3.不動産管理会社の方では、ありませんので、個人のオーナーさんです。高齢の方でしたのでクレームの対応もかなり遅かったです。
そして、「出来るだけお金をかけてメンテナンスを行いたくない。」という感じでもありました。
何度か電話をしましたが、結局通じなくなってしまい、家の場所まで押し掛けてしまいました。そうこうしているうちに日本でいうところの「ケアハウスのような所に入居している。」というような事を言われて全てのクレームに対応してくれなくなりました。
本当に、家のメンテナンスは、極力しないで、「現状維持で住んで欲しい」という
方達でした。
最後は泣き寝入りでしたね。この時に、きちんとした不動産管理会社を使うべきだと思いました。
4.結局トラブルの解決には、至りませんでした。いつものらりくらりとしていて、こちらがお願いする事に関しては、いつも対応を逃げているような感じでした。
あまりにも都合がよく逃げてしまうので、大家さんの住所を調べて直接に話し合うしか他にありませんでした。
その時は、不動産管理会社でないと些細なトラブルに迅速に対応をして頂けないので、不動産管理会社にした方が本当に良かったと何度も思った事事か…。
こちらも話し合いの場を持とうとしたのですが。私達も、そんなに長い間こちらに住むつもりではなかったので、最後は諦めてしまったところもありました。
もしもこれが東京の、又は日本の不動産管理会社だ時どうだっただろうかと考えずにはいられませんでした。
私達が日本人で外国人だったという事が、向日の方達からなめられてしまったのっしょうか。
日本ではあまりあり得ないような、駐車場のトラブル。
これは、駐車場は、屋内の駐車場でしたが、ドアが古くて重くて開けにくいというトラブルがありました。
その時も、「ドア取り替えてもらえないか」と交渉しましたが、「そのドアは、壊れていない。」の一点ばりでした。結局何も解決は出来ませんでした。
何だか問題だらけの物件だったように思います。
5.アメリカ等の外国で不動産を契約する場合は、事前の下調べが大事だと思います。
私の主人は、大学関係の仕事の為にアメリカに行く事になり、すべてを自分達で探して連絡を取って直接にやりとりをしました。
きちんと調べた筈なのに甘かったですね。やはり、騙されてしまったのでしょうか。
結局は、トラブルだらけの問題物件をつかまされたようです。その時は、大変だったと思いましたが、今思うと貴重な体験だったと思います。
私達ももう少し出掛ける前に色々と不動産の情報を集めていたらこんなことには、ならなかったかもしれません。
それとも、国も違うので、「トラブルもあって当たり前」というように、もっと前向きに考える必要もあったかもしれません。
しかし、このような事をふまえると、やはり日本は、きちんとしているような気がします。ある程度のメンテナンスをしてから不動産の取引をしている所が多いからです。
やはり、「日本は、住みやすい所なのだ。」と改めて思うところと、実感するところもありました。「日本は、住みやすい。」それにつきますね。