私は、福岡県博多市在住の女性です。一人暮らしをしていたのは23歳から26歳まででした。不動産管理会社とのトラブルはいくつかありましたが、そのなかでも一番もめたのは、退去時の現状回復問題についてでした。その当時、住んでいた間取は1K、家賃は4万円でした。駐車場は借りておりませんでした。物件は、マンションタイプで、30世帯程の賃貸マンションでした。退去時の原状回復についてのトラブルなんですが、敷金を返還してもらえなかったことです。入居するときに、敷金を2ヶ月分預けました。敷金の使い道について、入居時に説明がありました。そのときに、受けた説明としては、家賃の滞納があれば、それに充当をする、また、退去時の清掃代や、原状回復について充当するという、少し曖昧なことを言われていました。退去時のトラブルを避けるために、契約書はきちんと読んで契約をしたつもりです。契約書には、退去時の原状回復については、ガイドラインを基準にすると記載があります。しかし、実際に退去の清算をする際にトラブルが起きました。問題点はいくつかあるのですが、私が納得いかなかったものとすれば、畳の表替えが私負担と言われたことです。また、掃除代や、クロスの張り替えに敷金を充当するため、返金はできないと、言われてしまいました。私は初めて賃貸に住んだので原状回復については、あまりわかりませんでしたが、知り合いに不動産に詳しい人がいたので相談をしました。その人の意見も参考にしましたが、故意過失分以外は、賃貸人の負担とガイドラインでは定められていました。賃借人の負担とすれば、壊れてしまったものや、不注意で、壊してしまったものなどは、賃借人負担となっていました。通常使用していた場合の原状回復は、賃貸人の負担となっておりました。それなのに、畳の表替え、クロス張り替え、清掃代全てをわたしが負担するように言われて納得しませんでした。強いていうならば、掃除代はかかったとしても、畳の表替え、クロスの張り替えは、賃貸人だと、わたしは思います。ちなみに、わたしはタバコは吸っておりません。
仲介に入っていた、不動産管理会社が代理で、オーナーさんとやりとりをしてくれていました。管理会社の担当者はすごくいい方で家主さんを説得してくれて、敷金を返すように言ってくれていたみたいです。最初は、家主さんは納得してくれなかったみたいですが、不動産管理会社の担当者の方が説得をしてくれていたみたいで、しぶしぶ敷金を返してもらえるようになりました。ガイドラインについて調べてみると、法律ではないものの、借主に不利になる特約は無効であったり、通常損耗や、経年劣化以外のものについては貸主負担と書いてありました。今回の契約書にも、ガイドラインに従うと書いてあるのに、通常損耗を超えた部分を請求される形になってしまい、家主さんとのトラブルになってしまいました。今回の、原状回復の問題を経験して、契約書がものすごく大事なものだと気付きました。賃貸アパートやマンションの契約書といえば、分厚くて読む気になりませんが、かならず隅々まで、目を通しておかないと、トラブルが起きたときが大変だと思いました。また、賃貸を借りることは、そう何度もあることではありません。なので、特に、賃借人はほとんど素人です。素人だからこそ、少しおかしいな、と思ったとしても反論出来ないということもあるかと思います。賃借人に不利な契約書が交わされることもあるみたいです。入居するときは、退去時のことを考えることはあんまりないかもしれませんが、以外に、トラブルが多いことを知りました。特に、退去時の原状回復によるトラブルがとても多いと、不動産管理会社の方が言っていました。敷金は、預け金なので、権利を主張すれば返してもらえることがわかりました。滞納や、破損などがあれば、文句は言えませんが、普通に住んでいたのであれば、敷金を返金してもらうように主張してみたほうがいいと思います。返してもらえる可能性もありますよ。
ガイドライン トラブル
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