つい先日の話です。私が住んで居るマンションには備え付けのエアコンが一台付いています。
そのエアコンにトラブルがおきて調子が悪いので、不動産管理会社に連絡をし、業者を呼んでもらうことにしました。業者は3日後に来るとの事。
壊れたエアコンがある部屋は私の趣味のものや仕事のものが置いてあります。
その部屋でたまに作業する事があるものの、頻繁に使う部屋ではなかったのでまあ3日間くらいなら我慢するか、と待っていました。
3日後、午前中に来るとの約束でその日は予定を空けて待っていました。
しかし、12時を過ぎ、13時近くになっても、いつまで経っても業者は来ません。
以前住んでいたアパートで、時間通りに退去時の点検業者が来ずに何時間も待つというトラブルがありました。
すでに午前中いっぱい待っており、さらに待たされるというデジャブが起きてしまったので、早めに不動産管理会社に連絡をしました。
「申し訳ありません。業者の方に連絡を入れておきます。業者の方から改めて連絡してもらうように言っておきますね」と誠意が感じられる対応をしてくれました。
これは安心だ、きっと業者もすぐ来てくれるだろうと待ちました。
しかし20分経っても連絡が来る気配はありません。あと10分待とう。来ない。あと10分。来ない。改めて連絡を入れました。
不動産管理会社のスタッフがとても気まずそうに「実は、業者の方が日にちを勘違いしていまして、一週間後の午前中に行く事になっているから行かない、と言われてしまいました」と言うのです。
こちらはすでに午前中から今まで5時間以上待っています。
家事もこの為に思うように進まずに腹が立っていたので、「その業者に直接連絡をさせてください」と伝えると、「いやぁそれはできません。我々が間に入らなくてはいけないことになって居るので」と言われてしまいました。
明日以降、その部屋でどうしても作業をしなければいけない事があったので、エアコンが直らないと暑くて作業ができずに困る旨も伝えましたが、どうしても無理だと言われました。
もう仕方ないと思い、じゃあ一週間後でいいです、と伝え電話を切りました。
それから二時間ほどして、インターホンがなりました。
なんとエアコンの業者が来たのです。来週になったんじゃなかったでしたっけ?と伝えると、業者の方はキョトンとした顔で「いえ、今日の午後にお伺いするように言われていましたが…」との事。頭にクエスチョンマークが浮かびながらも、まあ早く治るならいいか、と思い直してもらいました。
エアコンはすっかり良くなって、二時間しないうちに業者が帰って行きました。
しかし、頭の中のクエスチョンマークが抜けないのとエアコンは直った事を報告する為に不動産管理会社に連絡を入れました。
すると不動産管理会社のスタッフが「申し訳ありません!業者に時間を間違えて伝えてありました」といってきたのです。
さっきと話が違うので、業者が勘違いしていたんじゃないんですか?と尋ねると、「咄嗟に嘘をついてしまいました。業者に一週間後にしてもらうように連絡をしたが、おそらく現場に向かう人達への連絡が行き届かずにそちらに業者が着いたんです」と…
呆れて言葉を失いました。
業者のせいにして自分のミスを隠蔽しようとするなんて…。最初から言ってくれれば、午後なのね、わかりました。
で済む事ですよね。エアコンは直ったのでよかったですが、スタッフの不誠実な姿勢には問題があると感じました。
上の人に電話を代わってもらい、一連のトラブルを報告しました。後日、ミスをしたスタッフとその上司が菓子折りを持って謝罪に来ました。
非常に申し訳なさそうに挨拶をしてくれましたし、そこでは誠意を感じられました。
ミスをしたスタッフには、2度とそんな事をしてはいけない、嘘をついたら仕事がなくなるよ、と伝えました。
不動産管理会社自体は悪くはありませんでしたが、変なスタッフに当たってしまい一日を潰してしまった出来事でした。
あのスタッフにだけはもう対応して欲しくないです。